結婚式が終わってから安心したのか、体調が安定したのか奥さんが吐かなくなりました。しかし、今度は別の問題が。飽食の秋で食欲が止まりません。
元々良く食べる方だったのですが、最近吐くことを気にせず食べられるようになってきたので、嬉しくなったのかかなりの勢いで食べて、気がついたら奥さんの体重が増加していました。適正に太るようにグラフも作っていたのですが、余裕で超えています。
こんな今こそ体重管理に気をつけないといけないです。
1.理想的な体重の増え方
人によってもともと太っていたか、痩せていたかによって変わってきますが、妊娠中の理想的な体重増加は7〜10kgだと言われています。ただ、もともと肥満型の人はもっと少なくて5kgぐらいに抑えた方が良いとも言われています。
たいていの人はつわりが治まる妊娠中期から太り始めるので、1週間に一回は最低でも体重を量って管理したほうが良いです。できれば毎日、朝起きてご飯を食べる前とか、寝る前とか決まったタイミングで量るほうが忘れなくて良いと思います。
妊娠中期は1週間に300g前後の体重増加にとどめ、後期に入っても500g以上は増えないように管理しましょう。
+7kgと決めたら、出産日に現在の体重+7kgとなるようなグラフを作って理想的な体重増加ができるようなグラフをつけると良いと思います。まあ、うちの奥さんはそのグラフを現在突き抜けてしまっていますが。
2.肥満はトラブルのもとになるので注意
太り過ぎるといろんなトラブルの元になると言われています。
・腰痛や関節痛を起こしやすい
・妊娠中毒症になりやすい
・脂肪が子宮や産道について、南山になりやすい
・合併症をおこしやすい
・胎児や申請時の周産期死亡が多い
・分娩後ももとに戻らず、成人病の引き金になる
などなど怖い話が満載です。体重管理には気をつけましょう。
3.基本は食生活のチェック
大切なのは「食べ過ぎないこと」です。ちょっと食べ過ぎたかなと思ったら次の食事の量を減らしたりしてバランスをとりましょう。また、間食をしない、甘いモノを食べ過ぎない、夜食はとらない、油物はできるだけ控えるなど、常に気をつけましょう。
3食を規則正しく食べるとか、よく噛んでゆっくり食べるとか、味付けは薄くするとか基本的なことを守ることが大切です。良質のタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維はたっぷりととります。この機会に一度カロリーについて勉強してみると一生使える知識なので、役に立つと思います。
4.少しずつ運動をする
つわりで苦しんでいたときは、なかなか運動ができなかったと思いますが、これからはウォーキングなど少しずつ運動をして、体をならしていくようにしましょう。家事もお腹に負担がかからないものを少しずつするようにすれば、ちょっとした運動になります。
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