妊娠5ヶ月目くらいで歯医者に一度行った方が良いと言われていますが、その理由としては、妊娠すると歯周病にかかりやすくなるからだそうです。さらに、5ヶ月くらいの時期に行かないとだんだんと今度はお腹が出てきて、歯医者に行くのが辛くなるため、この時期に歯医者に行くのが一番良いそうです。細かく説明していきます。
理由1.妊娠すると歯周病になりやすくなる
女性は思春期から妊娠、出産期にかけて歯の疾患が増える傾向にあり、歯肉炎や歯周病につながる「歯石沈着」の人は20~39歳すべての女性で増加傾向にあります。その中でも、妊婦はエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが増加するため、歯周病最近の増加が誘発されやすくなり、歯にダメージをうけやすくなるそうです。
また、つわりのときは一気にたくさん食べると気持ち悪くなってしまって吐いてしまうため、少しずつ食べる人が増えますが、そうした食べ方で歯磨きが十分に出来ないことも歯周病が発生しやすくなる原因の1つだと言われています。
理由2.安定期が歯医者に行くベストタイミング
安定期はつわりもそれほどひどくなく、安定期の初期ならお腹もあまり出ていないため、歯医者の椅子に座って治療を受けてもそれほど苦しくないと思います。しかし、お腹が出てくると治療を受けるのも、治療に行くのも一苦労になるため、安定期の初期の頃に歯医者に行くのが良いと言われています。
理由3.歯周病は胎児にも影響を与える
歯周病が重病になると、子宮の収縮が起きやすくなり、早産につながったり、低出生体重児が産まれる可能性が高くなることがわかっています。また、出生後は子育てや家事に追われ、歯医者に行きづらく、さらに歯科疾患を悪化させてしまうこともあります。
理由4.補助が出ることもある
今住んでいる県の母子健康手帳の別冊には歯科検診の補助チケットがついていたので、1回は無料で歯科健診に通えるようになっています。せっかく無料で検診できるなら出来るうちに行っておいた方が良いでしょう。
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