土用の丑の日の前日の日曜日だったので、うなぎの話題やニュースが多くなってきました。奥さんがフェイスブックをチェックして、
「〇〇さんの家は昨日うなぎを食べたんだって! 私もうなぎが食べたい!」
と、言いました。正直、最近は出産関係と、これからの結婚式関係、新婚旅行などでお金が必要になってくるので節約をしたいところですが、妊婦に栄養をつけて欲しいという思いと、あまり貧乏生活をさせるのはかわいそうだと思ってスーパーにうなぎを買いに行きました。
さすがに土用の丑の日の前の日曜日なので、スーパー側もうなぎの特設売り場を作ってアピールしています。ちなみに土用の丑の日は江戸時代にうなぎが売れなくて困っていたうなぎやが、あのエレキテルなどの発明で有名な「平賀源内」に相談に行ったところ、土用の丑の日にうなぎを食べれば元気になって夏バテしないと売り出すように知恵を与えたということから始まったという説があります。江戸時代からそういう商法があったんですね。
スーパーに入り、特設売り場をぱっと見たら690円のうなぎ弁当が30%オフになっていて残り一つになっていたので、とりあえずカゴに入れてキープしておきました。しかし、カゴに入れたあとでよく見るとラベルには「中国産」の文字が。正直、うなぎの産地なんてどこかで捕れたうなぎの稚魚のシラスうなぎをどこかで大きくして、最終的に運ばれて少し育てた場所が最終的なうなぎの産地になるので、中国産だろうと、国産だろうと結局はどこで飼育されていたかはよくわかりません。有名な「下関産」のふぐも静岡県の浜名湖で養殖されたふぐを下関に運んで最終的に加工して下関産のふぐにするらしいので、魚の産地なんてあまり信頼できないですね。
しかし、よくわからないけどなるべく妊婦には「中国産」のうなぎを食べさせたくないという気持ちから、自分用に中国産、妊婦の奥さんには「鹿児島産」のうなぎを購入しました。奥さんのうなぎの蒲焼きは980円。さすがに値段が違います。でも980円って最近はうなぎは高くなりましたね。昔、静岡県の浜名湖の近くでうなぎ定食を食べたときに1,580円くらいだったのですが、いまではスーパーで蒲焼きだけ買っても1,000円近くになるんですね。希少価値が高いものはあまり食べない方が乱獲を防ぐためには良いんですけど、今日は奥さんのためにうなぎを購入することにしました。
うなぎを買ったパックを持った奥さんは「ルンルン顔」で嬉しそうです。まあ、これだけ喜んでくれるなら本望かな。
早速、家に帰ってうなぎを食べる準備をしました。中国産のうなぎの方はうなぎ弁当で、妊婦の奥さんの鹿児島産うなぎは蒲焼きです。とりあえず、二つとも半分に切って、温めたご飯に乗せて、普通にうな丼にして食べました。僕は味音痴なのだと思うのですが、中国産うなぎでも十分美味しく食べられました。タレの味が濃いから正直、うなぎって味より食感だと思います。
半分をうな丼にしたあとは、残りの半分を細かく一口サイズに切ってご飯の上に乗せて、濃いだし汁と、残ったうなぎのタレを少しかけて「ひつまぶし」にして食べました。こちらもうなぎの味とダシの味が合わさって美味しかったです。
このうなぎで妊婦の奥さんが元気になって、元気な子供が産まれてきてくれるとうれしいです。
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