ちまたではいろいろと「妊婦は魚を食べちゃだめ」とか「刺し身は食べちゃダメ」とか言われていますが、実際はどうなのでしょう? と、いうかなんで食べちゃダメなのでしょう?
いろいろと疑問に思っていたら奥さんが病院で先生にしっかりと聞いて来てくれました。そうしたら意外なことがわかって奥さんがウキウキです。
疑問その1.妊婦は生魚を食べちゃだめ?
なんか本を読んだりしていると「妊婦は生魚を食べちゃだめ」とかみました。そういう言葉を信じて、うちの奥さんはこれまでほぼ生の魚介類を食べてきせんでした。しかし、今度新婚旅行に行くときに本当に生を食べられないのかということが気になって、実際に病院で先生に聞いてきました。
すると、生魚を食べない方が良いということは結局、もし魚にあたった場合に薬も飲めないので大変になるから食べない方が良いと一般的に言われているそうです。と、いうことはあたらないような新鮮な物であれば食べても支障はないということを聞いて、奥さんはかなりテンション上がっていました。今まで回転寿司に行った時に大好きなサーモンを食べなかったことをとても悔しがっていました。でも何でも食べて良いわけではないそうです。
疑問その2.なんで魚を食べるのに注意が必要?
妊婦がなぜ魚を食べるのに注意が必要なのかというと、魚の中に含まれる水銀の量が一定以上になったときにおなかの中のあかちゃんに影響を与える可能性があるからです。おなかの中のあかちゃんはお母さんのからだの中から取り込んだスインギンをからだの外に出すことが出来ないから貯めてしまうのです。
大人が普段食事をしているときも、中には水銀が含まれるものを食べることもありますが、体の中に取り込まれた水銀は徐々に体の外に出ていきます。そのため、平均的な食生活をしている限り、水銀がからだの中に溜まっていくことはなく、健康への影響を心配するようなものではないそうです。
実際に、注意しなければいけない魚を食べる量の目安を超えて食べ続けて、魚に含まれる水銀がおなかの中の赤ちゃんに取り込まれた場合に、産まれてから音を聞いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる可能性があると言われています。音が遅れて聞こえるとスポーツのときやとっさの反応が遅れてしまいますね。
疑問その3.どんな魚に注意すれば良いのか?
注意するのは「食物連鎖」の上のほうにいる魚です。水銀は小さい魚から大きな魚へ食べられていくにしたがって水銀を蓄積していきます。そうして、一般的には小さな魚より大きな魚の方が自然に多くの水銀を取り込んでいると言われています。
特に注意が必要でない魚の例として、
・キハダ ・サバ
・ビンナガ ・イワシ
・メジマグロ ・サンマ
・ツナ缶 ・タイ
・サケ ・ブリ
・アジ ・カツオ
などがあるそうです。今まで注意していた魚のほとんどが実際にはほとんど気にしなくてもよかったものでした。
一番水銀量が多く注意しなければいけないのは「バンドウイルカ」。イルカって…
実際にイルカを常に食べているような人は少なく、イルカ自体食べたことがない人もかなりいるのではないでしょうか? 昔、スーパーで売っていたので一度食べたことがあるのですが、そんなに美味しいものではなかったので、多分二度と食べることはないと思います。次は「コビレゴンドウ」。これもあまり見かけませんね。
1週間に刺し身一人前(約80g)程度なら食べて良いものとしては、
・キンメダイ ・ツチクジラ
・メカジキ ・クロマグロ(本マグロ)
・メバチ(メバチマグロ)
・エッチュウバイガイ ・マッコウクジラ
妊婦はマグロを食べてはいけないと言われているのは、水銀を含んでいるからなんですね。納得しました。次に一週間に刺し身2人前(約160g)まで食べて良い魚は、
・キダイ ・マカジキ
・ユメカサゴ ・ミナミマグロ(インドマグロ)
・ヨシキリザメ ・イシイルカ
・クロムツ
です。こちらも注意して、1週間の目安を守れば食べても良いとのことでした。
詳しくはこちらの
により詳しく説明されているので、詳しく知りたい方は参照してみてください。
うちの奥さんは早速大好きな焼鮭が食べられると喜んでいました。
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