今回は、前回書いた記事、「妊娠29週目.1 「パパママ教室〜その1」赤ちゃんのお風呂の入れ方を教えてもらった」の続きです。
先日行ったパパママ教室の前半は赤ちゃんのお風呂の入れ方でしたが、後半は男性陣の妊婦体験でした。今回のパパママ教室はパパも多かったので、結構盛り上がりました。
1.おもりをつけて、妊婦の気持ちに
妊婦体験のためにおもりをつけました。ベストにおもりがついて重さは8キロあります。ベストのおもりは着るとお腹の前の部分についていて、ちょうど妊婦と同じような感じになります。
さすがに8キロのおもりは重たいです。着た直後はそんなに重くないんじゃないかと思いますが、妊婦のお腹は取り外しが出来ないので、常に8キロのおもりがついたまま、トイレに行ったり、お風呂に入ったり、家事をしたりしないといけないと考えると、さすがに大変だと思いました。
2.妊婦の日常を体験してみる
今回の参加者用に妊婦体験のためのコースが用意されていました。おもりのついたベストを着たまま、妊婦の日常を体験することができるコースです。
最初は、靴を脱ぐことでした。
お腹がつかえているので、下が見難いですし、たったまま靴を脱ごうとするとバランスが悪いです。玄関にちょっとした台があると靴を脱いだり履いたりするのに、楽なんだなと感じました。
次の試練は「かがむ」ことです。
戸棚の中からタオルを取るという簡単なことですが、普通に屈むとお腹がつかえてしまうので、しゃがんで取る必要があります。妊婦が「ちょっとあれ取って」というのは大変だからなんだと気が付きました。
次は、畳の上で寝起きすることです。
まずは、普通に仰向けで寝てみます。が、お腹が重い、、、
妊婦がお腹が重たいので、横向きになって寝る理由がよくわかりました。圧迫されてしまうので、普通に寝てられないのです。横向きに寝ると大分楽になりました。
そして、立ち上がり。
畳の上から立ち上がるのも一苦労です。普通に立てないので、体を一度横向きにしてから立ち上がります。
次は、階段昇り降りです。
お腹が出っ張っているので、正直、段差が見えにくくて危ないです。転べないので慎重に階段を昇り降りしました。階段って妊婦の天敵なんですね。お腹が出ていることでバランスが悪くなっているので、転ぶ可能性が高くなり危険度が増すので、踏み台に登って高いところの物をとったりするのは手伝ってあげないといけないと改めて思いました。
最後は、椅子に座りました。
一度、座ると立ち上がるのが大変です。人間、普段とバランスが違うと大変だとわかりました。
3.感想
想像以上に妊婦が大変だということがわかりました。そして、お腹が出て来ることによって視界が悪くなったり、お腹が重くなることで、日常生活でも普段より危険が多いということにも気が付きました。
もし、市役所などで妊婦体験をしていたら、ぜひ行ってみると良いと思います。そうすることで、妊娠中の奥さんにより優しくなれると思います。以外と新しい発見が多く楽しいので、もし近くで妊婦体験ができるなら、ぜひ行ってみると良いと思います。
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