出産後のこと 妊娠29週目

妊娠29週目.1 「パパママ教室〜その1」赤ちゃんのお風呂の入れ方を教えてもらった

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今日は、地元の自治体が主催している「パパママ教室」に夫婦で行ってきました。前回の記事はこちらです。

「妊娠24週目.3 地域の保健センターのパパママ教室に参加しました。」

前回は、母乳のあげ方や妊婦の体操、ストレッチなど妊婦中心の内容だったので、時間も平日の15時からということで、パパの参加は少なかったですが、今回は、平日の18時半から、内容も「赤ちゃんのお風呂の入れ方」ということだったので、パパの参加が多かったです。

 

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1.今回はかなり多い人数

保健センターに到着したのが、17時45分くらいでしたが、まだ誰も来ていませんでした。それもそのはず、時間を間違えていて、開始時間は18時半からだったので、誰も来ていないに決まっています。

正面玄関は閉まっていたため、裏口から中へ入れてもらい、教室で二人で待っていると、保健師さんが来て準備を始めました。暇だったので、ホールで血圧を量ったり、いろんな展示を見ていたらだんだんと人が入って来たので、部屋に戻りました。

今日は、19組、40人くらい来ているらしく、お風呂の入れ方を習う部屋と、座学で講義を受ける部屋に半々で分けられて、前半、後半で交代することになりました。前回に比べると妊婦さんだけでなく、パパもかなり来ていました。

 

2.赤ちゃんについて

全員集まったので、時間になる前に始まりました。まずは座学で赤ちゃんのお風呂についての勉強です。

産まれてから一ヶ月間は、赤ちゃんは体が小さいので赤ちゃん専用のお風呂に入れます。赤ちゃんの平熱は37.5℃と結構高いそうです。赤ちゃんの体温は毎日計った方が良いそうですが、普通の体温計で計ると赤ちゃんは動いてしまってうまく計れないそうですので赤ちゃん用の体温計を持っていると良いと言っていました。

ベビーバスに入るのは最初の一ヶ月だけで、一ヶ月たつと体がだいたい3000gから4000gへと1000gも増えるため、ベビーバスだと小さくて入れなくなるので、その後は普通のお風呂に入れるそうです。

赤ちゃんの授乳の量や体温、うんちの色などで体調を確認して、体調が悪そうであれば、入浴しないで温かい布でふいてあげるだけでも良いそうです。

首がすわるまでは2名体制で、夫婦で協力してお風呂に入れてあげた方が良いそうです。お風呂の時間は、赤ちゃんの体のリズムを作るために毎日一定の同じくらいの時間が良いそうです。

 

3.赤ちゃんをお風呂に入れるときの準備

ここまで話を聞いて、次は実際に赤ちゃんの人形をお風呂に入れます。今日のパパママ教室は人数が多いので、二組で赤ちゃんを入浴させる体験をしました。部屋は学校の調理室のようになっていて、各テーブルにシンクがあり、そこにベビーバスが置いてあります。

まずは、赤ちゃんをお風呂に入れるための道具を準備します。

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準備するものは、

ベビーバス

赤ちゃん用の低刺激の石鹸

(赤ちゃんは肌の厚さが大人の2/3で薄くて敏感なため)

ガーゼハンカチ 顔、体用 下用で2枚

バスタオル 2枚

・着替え(冬は3枚くらい)

・オムツ

オムツ

・ビニールシート

(パパママスクールでは、風呂敷タイプのビニールシートを使っていました)

湯温計

これらを事前に準備して近くに置いておく必要があります。なぜなら、赤ちゃんをお風呂に入れているときは、片手は赤ちゃんを抱いていてふさがってしまいますし、赤ちゃんをそのままにしたまま、着替えやタオルを取りに行っては赤ちゃんの体が冷えてしまいます。そのため、お風呂に入れる前には事前にすべて手元に準備しておく必要があります。

つぎに、赤ちゃんの体をふいたり着替えさせる場所をつくります。

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そのために、次の順番に下から敷物を敷いていきます。

・座布団

バスタオル

・着替え、オムツ

・ビニールシート

バスタオル

座布団は、一枚がちょうど赤ちゃんの体と同じくらいの大きさになり、赤ちゃんのベッドのようになるため、一番下に引くとクッションになるので良いです。間にビニールのシートを引くのは、お風呂から出た赤ちゃんをバスタオルの上に載せ、体をふいたあとビニールシートと一緒にバスタオルをどかせば、濡れていない着替えがすぐに下に出てくるので、体を冷やさず着替えさせてあげられます。

着替えはすぐに着られるように重ねて袖を通しておき、オムツはギャザーをたてておきます。

 

4.赤ちゃんの人形を実際にお風呂に入れる

ここまで準備が出来て、ようやく実際に赤ちゃんをお風呂に入れられるようになります。

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まずは、ベビーバスにお湯をいれます。お湯の温度は「夏 38℃ 冬 40℃」と大人が入るより少しぬるめが良いそうです。湯温計を使ってお湯の温度を測ります。

お湯を入れたら台の上にベビーバスを置き直します。お湯が入ると結構重たくなるので、お湯を入れる場所とお風呂に入れる場所が近い方が良いと思いました。ぼくは利き手が右手なので、利き手じゃない方の左手で赤ちゃんを抱えるため、赤ちゃんの頭の位置が左に来るようにベビーバスをおきます。

ここまで出来てようやく赤ちゃんの服を脱がします。腕を無理やり曲げると折れてしまうので、腕を曲げないように服を脱がしていきます。服を脱がしたら赤ちゃん左手で頭の後ろを支えて、右手は手のひらをお尻の下、親指を股の間に置いて抱っこしてお風呂に入れます。

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湯船に入れたらガーゼを取り出して、ガーゼを濡らして最初は目からふいていきます。絞ったガーゼで、目尻からまぶたをふいてあげます。実際には、目にガーゼをあてると目を閉じてれるそうです。つぎに、ガーゼでおでこ、ほっぺ、口の下と「3」の字をかくように片方ずつ顔を拭いてあげます。

顔が終わったら、赤ちゃんを支えていない利き手で赤ちゃんの頭を濡らして、石鹸を手にとって、手で軽く泡立てて頭を洗い、同じように順番に体を洗ってあげます。このとき、左手はずっと首と頭を支えたままです。

 

5.お風呂から出たら

ひと通り洗い終わったら、先ほど準備しておいたバスタオルの上に寝かせて体を拭いてあげます。バスタオルで体を拭いたら、バスタオルごとビニールシートを外し、下に敷いてあるオムツをはかせて、服を着せてあげます。服の袖は脱がす時と同じように、無理やり腕をまげないで、服の袖から迎えに行くようにして着せてあげると良いそうです。

服を着せてあげたあと、赤ちゃん用の綿棒で鼻と耳を掃除してあげますが、あまり奥までいれると怪我をするため、手前だけで良いそうです。そして、入浴後には「母乳」か「さゆ50ml」を飲ませてあげるそうです。

準備から服を着せるまでで、だいたい15分くらいだそうです。

1ヶ月を過ぎるとうつむきの姿勢の練習ができるようになるので、そのときに邪魔にならないように、赤ちゃんの服のボタンは正面ではなく、少し横についているものを買ったほうが良いそうです。

 

6.感想

多分、何度かやればなれると思うのですが、パパママ教室にある赤ちゃんの人形が以外と重く、結構お風呂に入れるのは大変な仕事なんだとわかりました。もし、家のことは専業主婦の奥さんにまかせて、自分は仕事一筋という人も、こういう体験をすることで、赤ちゃんをお風呂に入れることなどの育児の大変さを理解出来て良いと思いました。

今回、赤ちゃんの人形でも大変でしたが、実際の赤ちゃんは泣いたり暴れたりするかもしれないので、もっと大変になると思いますが、お風呂に入ってリラックスする顔を想像すると、楽しみな部分もあります。

無料で教えてくれる地域の行政のサービスはあると思うので、一度行政に確認してみると良いかもしれません。

by カエレバ

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