妊娠中ってなんとなく薬を飲んじゃだめなことは知っていますが、まったく飲んではいけないのでしょうか?
確かに妊娠中は基本的には薬の服用は良くなく、特に自己判断で服用することは、辞めたほうが良いです。しかし、いろいろと調べてみると、妊婦は絶対に薬を飲んではいけないわけではなく、時と場合によっては医師から薬を処方されて飲んでも良いことがあるそうです。では、どんな時に薬が処方されすのでしょうか?
1.お腹がはった時の「張り止め薬」
お腹の張りが強いときに、子宮の筋肉を柔らかくして子宮収縮を抑える効果があります。しかし、動悸やめまい、倦怠感などのふくさ証が現れることもあるので、医師から処方されたけど、つらいときは医師に相談をしてください。
2.貧血になった時の「貧血の薬」
妊娠中期はお腹の赤ちゃんの血液を作るために、母体である妊婦の血液が不足しがちです。貧血の薬で鉄分を補い骨髄での造血作用を高めます。副作用で胃のムカムカや吐き気、頭痛、下痢などの症状が出るときもあるので、困ったら無理せず医師に相談しましょう。
3.便秘になったら「便秘の薬」
妊娠中は便秘になりやすくなります。便秘のくすりは大腸や粘膜に作用して排便を促進させます。効かなかったり、効きすぎて下痢になってしまうのは、薬の量の調整が必要な場合もあるので、一度医師に相談しましょう。
4.風邪になったら「風邪薬」
漢方による風邪薬は副作用が少なく、効き目が穏やかなので、産婦人科で処方してもらえることが多いです。漢方なので、自己判断で市販品を買うこともできますが、医師に処方してもらうことをおすすめします。
5.痔になったら「痔の薬」
妊婦は痔になりやすいので、排便時の痛みや出欠がるときには、塗り薬や坐薬を使用します。体温や分泌液で薬が溶けて血行を促進し、患部の炎症を鎮めます。痛みを和らげ、排便をスムーズにする効果があります。
妊婦が使用しそうな薬をいくつか紹介しましたが、基本的には副作用があったり、量の問題があったりするので、妊娠中には必ず、医師に相談して薬を処方してもらって、量を間違えないように飲んでください。
また、副作用についても医師の判断に従ってください。ネットや本の情報は幅広い人を大正にしているので、いつも定期健診で診てもらっている医者の言葉を最終的には信頼するようにした方が良いと思います。
ベネッセコーポレーション ベネッセコーポレーション 2010-11-12
売り上げランキング : 8849
|