先日、たまたま雑貨屋に行った時に見つけた「たすき帳」というノートを買いました。これは、子供への想いを日記として残すためのノートです。
もし、自分の親がこんな形でノートを残してくれていたらと思うとなんだか泣けてきたので、まだ見ぬ自分たちの子供のために購入しました。
たすき帳とは、子供へ残すメッセージを綴るノートで、「coco kara labo」というところが作っています。アマゾンでは売っていないようですので、購入の際にはこちらの公式サイトから購入するか、売っている店へ行く必要があります。
http://cocokara-labo.com/?mode=cate&cbid=1626541&csid=0
表紙に書いてある言葉がなんだか頭に残りました。
限りある子どもとの大切な時間、
今この瞬間の子供への思い、
もしもの時のために
伝えておきたいこと。
これらをカタチに残し、
我が子へ受け継ぐための、
世界で1つだけのノート。
繋ごう未来に、想いのたすきを。
また、裏に書いてあったメッセージを読むと考えさせられます。
「20歳になったあなたへ」を書いたことで、あと、18年が、たったの18年に感じとれて、子供がよりいとおしくなりました。(2歳の母)
記録はお金を払っても買えない宝物です。(19歳の母)
育児の感動や苦労を記していくことは、今の自分にとっても、子どもたちが親になってからも、どんな育児書より役に立ちますよ、きっと。(0歳児の祖母)
娘へ「ラスト・メッセージ」を書いていたら、自然と涙が。。。 「大好きだよ」ってしっかり伝えていこうと思います。(4歳の母)
仕事で子どもと接することができない時間を、この記録によって、妻と共有することができることに感謝です。(12歳の父)
子どもといる時間は有限で長いようで短い素晴らしい時間であり、その時間を記録し将来渡すことがどれほど大切なことなのかが伝わってきました。
たすき帳を開くと、2つになっていて、1つはノートの本体で、もう一つはたすき帳の手引という説明書になっています。たすき帳の手引にはたすき帳の書き方が書かれていて、それによると、たすき帳は
「出来事や感動を忘れてしまったとき、また、自分自身に何かがあった時、伝えられなくなって後悔しないように、残された家族が困らないように、ぜひ、この「たすき帳」を手にとってくださった今、ここから書き記し始めてください。」
ということで、気がついたときに、現在や過去を振り返って書いていくもので、子どもが成長してしまっていても、昔を振り返って想いをとどめておくためのノートだそうです。
たすき帳は章ごとに分かれていて、全部で第3章まであります。
第1章は妊娠から成人までの記録と親としての思いを綴ります。
・妊娠〜誕生
・0歳〜1歳
・2歳〜3歳
・4歳〜6歳
・7歳〜9歳
・10歳〜12歳
・13歳〜15歳
・16歳〜18歳
・19歳
・20歳になったあなたへ
第2章は記録ではなく、伝えたいことを書き記しておきます。
・あなたにおすすめします
・我が家で大切にしていること
・秘伝のレシピ
・我が家の夢リスト
・フリーページ
歳3章はもしもの時のために、知っておいて欲しい情報等を書き記しておきます。
・知っておいてほしいこと
・あなたのサポーター
・ラストメッセージ
中はこのような感じになっていて、普通のノートのようです。
こうやって項目を見ていくと、子どもに伝えておきたいことがたくさんあることに気が付きました。子どもに伝えておきたいことを事前に考えることで、頭の中の考えがまとまり、家族にとって本当に大切なことが何なのかがわかってきた気がしました。
このノートを夫婦二人でつけていって、いつか子どもに渡す日が来ることを思うと、確かに20年なんてあっという間に過ぎてしまうような気がしました。考えや伝えたいこと、思ったこと、起きた出来事などを記録して、限りある子どもとともにすごす時間を大切にしていこうと改めて思いました。
子どものために必要なことを書き残しておくのは子どもが産まれた瞬間から必要なんですね。
コクヨ 2010-09-01
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