妊娠6週目 流産のリスク

妊娠6週目.5 流産から目を背けないで勉強してみる【流産の種類】

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意識するのはコワいですが、ちゃんと向き合って勉強しないといけないと思って「流産」についてちょっと勉強して雑誌に載っていた情報をまとめてみました。

 

 

まず、流産というのは妊娠22週未満に、妊娠を継続できなくなることを「流産」と呼びます。そして、流産も時期によって名前が変わってきます。

 

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・初期流産

受精卵が着床する前の流産のことです。特に処置する必要はないです。

 

・早期流産

受精卵が着床後、妊娠12週未満の流産のことです。

 

・後期流産

妊娠12週以降の流産のこと。子宮内除去術ではなく、陣痛を誘発する。

 

・早産、死産

妊娠12週以降、分娩直前までの間に死亡した場合は死産となります。この場合は役所への死産届けの提出と火葬が法律で定められています。早産は妊娠22~37週未満までの分娩のことです。

 

 

と、このように一口で流産と言ってもその時期によって呼び方が違うのだということがわかりました。

 

更に、流産を細かく症状によって分類できます。

 

 

・切迫流産

状態:   流産ではなく妊娠初期の少量の出血などの症状のこと

症状:   少量の出血や腰痛、腹痛

エコー:  胎芽や胎児が見え、心拍動がある

妊娠継続: 可能

治療:   安静、投薬など

 

 

・進行流産

状態:   流産が進行している状態

症状:   多量の出血、陣痛のような激しい下腹痛

エコー:  胎芽や胎児は見えないか、心拍動がない

妊娠継続: 不可能

治療:   要(子宮内容の除去、自然排出を待つ場合も有り)

 

 

・完全流産

状態:   胎児や胎芽およびその付属物が完全に排出された状態

症状:   今まであった出血や下腹痛が軽減したり、消えたりする

エコー:  胎芽や胎児は見えない、胎のうの消失

妊娠継続: 不可能

治療:   不要(自然に子宮復古する)

 

 

・不全流産

状態:   胎児や胎芽およびその付属物の一部が子宮に残っている状態

症状:   出血や下腹痛が持続する

エコー:  胎芽や胎児は見えないか、心拍動がない

妊娠継続: 不可能

治療:   要(子宮内容の除去、自然排出を待つ場合も有り)

 

 

・稽留流産

状態:   胎児や胎芽が子宮内で死亡して、そのまま残っている状態

症状:   自覚症状なし

エコー:  枯死卵(こしらん)が見える

妊娠継続: 不可能

治療:   要(子宮内容の除去、自然排出を待つ場合も有り)

 

 

そして、この流産という現象は全妊娠の10~15%という比較的高い確率で起こるものだということがわかりました。そして、その原因も胎児の染色体の異常など原因不明の場合がその8割を占めるそうです。母体のストレスや仕事、イベントなどが原因ではないということです。

 

なんとなくドラマなどで流産をした人を責めている印象がありますが、これを知ると母体に原因はない可能性が高いということがわかります。

 

流産になってしまっても、奥さんにはなんの責任もなくそれは仕方のないこととして、生きている母体、奥さんの心のケアをすることが一番だと気がつきました。

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