気がついたら9ヶ月に入っていました。ちょっと前に奥さんが妊娠したばかりだと思っていましたが、最近はお腹の中で激しく動いています。
妊娠9ヶ月の赤ちゃんの様子を調べてみました。もう9ヶ月の後半になるといつ産まれてもおかしくないそうです。
・皮下脂肪が増えてくる
この時期は皮下脂肪が増えて、体つきがふっくらして、顔のシワシワもなくなってきます。皮膚の下に透けて見えていた欠陥も見えなくなってきて、顔やお腹に生えていた胎毛もなくなってきます。
胎毛は今まで、赤ちゃんの体を羊水の刺激から守り、保温する働きをしてきましたが、これからは、胎毛に変わって胎脂(たいし)がその働きを受け継ぎます。胎脂は新陳代謝で皮膚から剥がれた細胞や、皮脂腺からの分泌物が混じったものです。
このころは、赤ちゃんの胎脂が一番多い時期で、全身を胎脂がおおっています。でも、胎脂の下の皮膚は赤ちゃんらしいピンク色になってきます。
髪の毛も長くなるし、つめは指の先端まで生えてきて、外見上は新生児と変わらない状態になってきます。
妊娠35週目には肺の機能が完成しますし、肝臓の機能も万全になり、いつ産まれても大丈夫なようになります。
・自律神経が発達してくる
自律神経は心拍(心臓の拍動)や呼吸、体温などを調整する働きをします。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、妊娠32週頃から両方の神経が成熟してきます。
・昼と夜の区別がつくように
32週頃から昼と夜の区別がだんだんつくようになってきます。
赤ちゃんは20分おきに睡眠と覚醒を交互に繰り返していますが、中には寝るのが大好きで長く眠る赤ちゃんもいることがわかっています。
36週を過ぎると赤ちゃんもレム睡眠とノンレム睡眠の睡眠リズムが確立してきます。
・妊娠9ヶ月の赤ちゃんの大きさ
このころの赤ちゃんは約2500gで、だいたいパイナップル中一個くらいの大きさだそうです。
ベネッセコーポレーション ベネッセコーポレーション 2010-11-12
売り上げランキング : 21882
|