妊娠後期になってくるとだんだんと遠出をするのが不安になってきます。すでに妊娠31週になっているので、そろそろ遠出は辞めようかと思っていたところ、兄夫婦から旅行のお誘いがあったので、奥さんの出産前の最後の旅行だと思って行ってきました。
今回泊まったリゾナーレ八ヶ岳は子どもにも妊婦にも優しいホテルで、また来たいと思うほどのところでした。
兄夫婦が会社の関係で安く泊まれるということで誘われてリゾナーレ八ヶ岳に行ってきました。兄夫婦、姪、我が家の夫婦という5人で、現地待ち合わせで集合しました。
・部屋には子どもの用の気配りが
部屋に到着すると、子ども用の気配りがされていました。メッセージカードには子ども宛のメッセージが書かれていて、3歳の子ども用にブロックのおもちゃが部屋においてありました。さらに、ベッドには落ちないようにベッドガードが。
洗面所には踏み台が2つ用意してあって、部屋には大容量の加湿器と空気清浄機がついていました。加湿器は一晩中つけっぱなしにしていても、ずっと加湿してくれていて、家にほしくなりました。
ちゃんと子供用のパジャマも準備してありました。小さくて可愛い、、、
・子供用に本の貸出も
子どもが遊べる部屋があって、そこでは絵本の貸し出しもしていました。まだオープンしていなかったですが、もう少しすると敷地内に子どもと一緒に滑れるミニゲレンデやスケートリンクも登場するそうです。しかも宿泊者は無料らしいです。
・子連れでも食事は快適
子どもを連れているとうるさいので、高級なレストランに入るのをためらいますが、ここでは家族連れが多く賑やかでも居心地が悪くないレストランがあるので、子連れでも気を使わなくて助かります。
子供用の椅子もたくさんありましたし、ほぼ全てのテーブルに必ず子どもがいたので、多少うるさくてもお互い様という感じなので、楽です。かと言って子ども専用というわけでもないので、大人も充分に楽しめます。
もちろんお酒も飲めますし、ワイワイグリルというレストランでビュッフェを食べたのですが、ビュッフェも生ハムやスモークサーモンやモッツァレラチーズなど大人が好きそうなものもたくさんあって楽しめました。
朝食も和風、洋風両方食べ放題で、大満足でした。
・大浴場は良い面と悪い面が、、
リゾナーレ八ヶ岳には大浴場があるのですが、一度部屋がある棟から出て外を歩いて向かわないといけません。そのため、湯上がりは結構寒いです。
大浴場には室内風呂と露天風呂があるのですが、露天風呂は混浴しかありません。家族連れやカップルにはよいと思いますが、男性が1人で入っていましたが、後から入ってきた女性客が隅っこで固まってかなり警戒していたので、居心地悪そうでした。
体に巻く用のタオルが用意してあり、お風呂のお湯も乳白色で見えなくて対応はしてありますが、やっぱり混浴はまだまだ一般的じゃないようです。
・屋内プール「イルマーレ」がすごい
リゾナーレ八ヶ岳には「イルマーレ」という屋内プールがあるのですが、ここがすごいです。
波の出るプールがあったりジャグジーがあったり、プールサイドにデッキチェアがあってのんびりできたりと、とても贅沢な時間が過ごせます。
水着、浮き輪などのレンタルが充実していましたが、驚いたのは「妊婦用の水着」のレンタルまであったことです。新婚旅行で沖縄に行ったときは持っていた水着がギリギリ入ったのですが、妊娠31週目になるとさすがに普通の水着は着れませんし、何よりお腹が目立つのを嫌がっていました。
しかし、リゾナーレ八ヶ岳では妊婦用の水着も用意してあって、レンタルすることができます。デザインは黒くてスカートのついている水着でお腹もぜんぜん目立たない水着で奥さんはとても喜んでいました。たぶん、子どもが1人いて、二人目の子どもがお腹にいる家族でも楽しんでもらえるように考えているのだと思いますが、ここまで考えてくれているところもなかなかないので、奥さんは感動していました。
水の温度も温かいですし、室内なので水着のままデッキチェアで昼寝ができるほど暖かくて快適です。子供用の浅いボールがたくさん入っているボールプールもあって、小さい子どもでも安心ですし、時間が来ると波のプールで人口の波が出るので、一緒に行った姪っ子も大喜びしていました。
・感想
子連れや妊婦で旅行に出かけるといろいろと不自由がありますが、リゾナーレ八ヶ岳は一切の不便さを感じることなく楽しむことが出来ました。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に親子3代で旅行に来ている人もいて、みんな楽しそうでした。
経営が低迷している旅館やホテルが再生するヒントがたくさんありそうな、妊婦や子連れにやさしいホテルでした。